
歯の構造を知ることで虫歯を事前に防ぐことができたり、また治療の時の説明もより詳しく分かります。
なぜ歯を大事にしなければならないのか、なぜ早めの治療や定期的な検査が必要なのか
ここを読んで少しでも納得いただければと思います。
管理人は歯医者さんではありませんので患者側として一緒に勉強してきたいと思います。
では、まず歯の構造を見てみましょう。
エナメル質(えなめるしつ、Enamel)
エナメル質は歯の歯冠の最表層にある、生体で最も硬い硬組織で、通常目に見える部分がこのエナメル質であり、象牙質に支えられている。象牙質の支持がなければエナメル質は硬くてもろいため、容易に折れてしまう。96%は無機質で残りが水と有機質であり、色は明黄色からネズミ色がかった白色である。エナメル質の下に象牙質がない端の部分では、青みがかって見えることもある。半透明であるので、エナメル質の下にある象牙質や歯科修復材料の色が歯の外見に強く影響を与える。厚さは部位により異なり、多くの場合、切端部、咬合部で最も厚く(2.5mm以上)歯頸部(エナメル-セメント境)で最も薄い。
無機質は大部分がリン酸カルシウムの結晶である。他に、炭酸や、多くの微少元素が含まれる。微少元素の構成割合はエナメル質の深さなどによって異なる。無機質が多いため、エナメル質は硬いが脆い。エナメル質と比較すると、象牙質は結晶化の程度が低く、硬さは低いが、脆さも低く、エナメル質を支えるのに必要であり、象牙質の支えの無いエナメル質は容易に破折する。
有機質については、象牙質や骨と異なり、エナメル質はコラーゲンを含まない。代わりにアメロゲニン、エナメリンなどのエナメルタンパクが含まれている。これらの蛋白質の役割は完全には判明していないが、いくつかの機能の一つとして、エナメル質形成期の構造の形成を助けるという機能があると考えられている。また、有機質は、他に糖や脂質なども含まれている。 (フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
エナメル質は破損すれば二度と再生することがないので大切にしなければならないことがわかると思います。
また間違った歯磨きなどによりすり減らしてしまったりすることがあるので、
歯磨き方法なども歯医者さんにきっちり指導してもらうと良いですね。
セメント質(セメントしつ)
セメント質とは、歯根部象牙質外表を覆う硬組織のことで約60%が無機質、25%が有機物、15%が水からできている。
無機質はヒドロキシアパタイトを主成分とし、有機質はI型コラーゲンを中心とするコラーゲンの他、プロテオグリカンや糖タンパク質が含まれている。
無細胞セメント質と有細胞セメント質に分かれる。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
セメント質で歯を支えている象牙質を覆っているんですね。
これがなければ虫歯なんかにもすぐにやられてしまいそうです。
象牙質(ぞうげしつ、Dentin)
象牙質(ぞうげしつ、Dentin)は歯の主体をなす硬組織である。エナメル質やセメント質と歯髄腔の間にある。象牙芽細胞により作られる。エナメル質より柔らかいため、う蝕が象牙質まで達した後は急速に進行する。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
歯の中でも中心的な役割をはたしている象牙質、虫歯もここまで達すると浸食が早くなり、ひどくなりやすいんですね。ここに達するまでに歯医者さんで直してもらわなければ大変なことになりそうです。
歯髄(しずい)
歯髄は、歯の内部(歯髄腔)において存在する組織のことである。俗に言う「歯の神経」。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
歯髄の部分には歯の神経や血管があります、ここまで虫歯が達してしまうとどうなるか・・・想像しただけでも痛いですね。でも実際は神経に達するまで我慢しちゃう人も多いんじゃないですか?虫歯は歯磨きでは治りませんから少しでもおかしいなと思ったらすぐに歯医者さんで治してもらう方が 賢明ですね。
歯槽骨(しそうこつ)
歯槽骨とは、顎骨の骨体部と歯牙を結ぶ骨で歯槽突起とも言う。歯槽骨は、固有歯槽骨と支持歯槽骨とに分けられる。人体の場合、解剖学的に独立した骨体ではない。歯槽骨の「歯槽」とは、歯を入れ置く槽という意味を持つ。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
ちょっとわかりにくいですね。要するに頭蓋骨と歯をの連結部分のようなものですね。頭蓋骨のくぼみに歯が入っている場所と考えた方が分かりやすいかもしれません。
歯根膜(しこんまく)
歯根膜とは、歯槽骨に歯を植立する懸架組織。歯周靭帯とも呼ばれる。
その主な構成要素はコラーゲンの太い束からなる歯根膜線維であり、タイプIII型コラーゲンを少量に含むタイプI型コラーゲンを主成分とする。弾性線維はないとされている。
尚、歯槽壁に接して、骨芽細胞、破骨細胞が認められ、セメント質に接してセメント芽細胞が認められる。
歯根膜には歯根膜線維の他に、毛細血管(血管内皮細胞)や各種の神経終末、リンパ球などが含まれる。また、歯根膜形成時に必要であったヘルトビッヒの上皮鞘の一部が残存し、これはマラッセの上皮遺残と呼ばれている。従って、歯根膜には生理的に上皮細胞が存在することになる。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
むむむ・・・言葉が難しいですね。どうやら上の歯槽骨のくぼみに入っている歯をくっつけているもののようですね。この中には血管や神経なども含まれているようです。
歯肉(しにく)
歯肉(しにく)は、口腔粘膜の一部で、歯周組織の一つ。歯の歯根を囲む。歯槽骨を覆い始める部分より根尖側は歯槽粘膜であり、その境を歯肉歯槽粘膜境という。
健康で正常な歯肉は、ピンク色ないし淡赤色を取り、歯にしっかりとつく。また、付着歯肉や乳頭歯肉の表面にはスティップリング (stippling) と呼ばれる小窩が存在する。
不適切ないし不十分な口腔衛生環境においては、単純性歯肉炎などの歯周病を引き起こす。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
簡単に言うと歯茎のことのようです。口の中を清潔にしておかないと歯周病や歯肉炎と言った病気になり、この下にある神経などが痛み出しますので、お口の中はいつも清潔にしておきましょう。